The sun rises again.

フィクション

2016-01-01から1年間の記事一覧

盛りだくさん

前回の日記からまた一週間が経ってしまった。今週は色々と山盛りだったので、日記を書いている暇がなかったように思う。実にたくさんのことが決まったり、起こったりした。一つには来年からの仕事が確定した。まだ前の内定先に断りの連絡をしていないので、…

特にありません。

気づいたら5日も日記を書いていなかった。やはり継続することは苦手だ。まあまず持ってして日記という物自体が自己満足意外の目的では、通常書かれないものであって、本来の僕は日記を必要としていないのかもしれない。というのは、今まで小中高大と生きてき…

庭の美しさ

前日に、Y氏から連絡があった。明日京都に紅葉狩りに行くから一緒に狩らないかとのことである。正直僕はその時点でかなり酔っ払っていて、明日もこれが残るだろうから、あまり家から外に出たくはなかったのだけれど、断るのもあれだったので、昼から一緒に出…

自由と告白

昨日届いたJSミルの「自由論」を読む。一行一行が刺さる文章で、刺激的かつ内容もとてもおもしろくて、一気に読んでしまった。 多数派の感情が依然として純粋で激しいところでは、少数は多数に従うべしという要求はほとんど弱まるところが無いのである。強制…

僕の大好きな青髭

この世界はピラミッドの集まりだ。生まれ落ちた途端から、俺達はピラミッドに圧しひしがれている。家柄のピラミッド、貧富のピラミッド、能力のピラミッド。そして、幼稚園から大学へと連なるピラミッドの階段を、一段一段登るという形でおれたちは成長し、…

研究室に行かない

昼頃に起きる。前日少し酒を飲みすぎた。原因は、一週間ほど前に半分ほど飲んだコノ・スルの赤ワインが残っていて、このままではだめになってしまうからいっその事今日全部飲んでしまえ、と思ったことにある。どうせなら炭酸も飲みたいなと思って500mlのロン…

新しい習慣

この間、仕事についてお話をして元気が出たのもあって、精神がだいぶ落ち着いたように思う。足をけがしてランニングできなくなって体力が余っているから元気が出たのかもしれないけれど、僕の感覚としてはこれは明らかに精神の作用であるように思える。ざっ…

同期に対して思うこと

おそらく彼は鬱なのだろう。かれこれ長いこと大学で彼の姿を見たことはない。 去年からその兆候はあった。大学院の授業では、ちょくちょく姿を見ていたが、ゼミの発表を見ている限り、自分の研究は殆ど進んでいないようであった。 教授が、いいように言えば…

仕事と生きること

内定先をかえようと思い、都合をつけてもらって、新しく行きたいと思っている会社の代表数名の方と会ってお話兼飲み会に参加した。 はじめはとても緊張して、上手く喋れなかった。僕を紹介してくれた人もなんとなく緊張していて、それが伝わったのかもしれな…

右足のことを考える日

最近ちょっと太ったように思う。ズボンを履いても少しふくらはぎのところが張っているように感じることが多い。体重で言うとそれほど変わっていないので、筋肉がなくなって脂肪に置換されているのだろう。 理由は簡単で最近食べ過ぎなのである。そして飲み過…

今日は良い日。

昨日とある友達と久しぶりに会った。前に会ったのは僕が就活をしているときであったから、かれこれ4,5ヶ月ぶりだろうか。前あったときよりも少し痩せて見えた。 彼女は前の職場で上司にいじめられて(そういうと彼女はそれは違うというだろうけれど、客観的…

最近の出来事

朝からとても寒い。もう京都の秋は終わったように思える。とても寒い。布団から出るのが億劫になってきているのを感じる。時間は11時を過ぎている。お昼過ぎからのゼミに出るために体を起こす。シャワーを浴びて、服を選びながら、ここ数日にあったことを考…

生きる目的

彼女は言う。「何も残らないものなんて無い。」「何があって欲しいか、自分がどうなりたいか、それが大事なんだよ。」「明るく前向きで居たいから。それにはなんでも楽しむこと、が信条だから。」何かを残すために生きているわけではないし、自分がどうなり…

神経衰弱

最近何もしないということに耐えられない。何もしないというのは、本当に文字通りなにもしないというというより、生産的なことをせずに遊んだりするという意味あいである。要するに「パーッと遊ぶ」ができない。 昔は遊ぶとなったらやりたいことがいくらでも…

僕にできること

風邪もすっかり回復して、動き回る元気ができたので最寄りの駅のパン屋まで散歩。小さな地元のパン屋さんというまあ別に取り立てて美味しいわけでもなく、かと言って気取った値段でもない、実に庶民的(という表現が良いのかどうかはわからないが)なパン屋…

kaze

昼前に起きて今日もランニング。10キロ。左足が痛いのもちょっと治ってきて、少しスピードを上げても走れるようになってきた。その後は、珈琲屋にいってランチをして、授業。言語学の授業である。潜りの授業なのだけれど、話をしている先生がとてもたのしそ…

悪意

昨日あったことを書きたかったのだけれど、先程起こったことが僕の中で収まりがつかないので書く。 ランニングして帰ってきていると、目の前に車椅子に乗った爺さんがいた。彼は煙草を吸っていて、それを道端に投げたのだ。そして僕はそれを見た。 僕は基本…

いいやつは死んだ奴らさ

めも

病気とは、人々が金銭を払ってする道楽ではないし、罰金を払わねばならぬ犯罪でもない。それは共同体がコストを分担すべき災難である。 アナイリン・ベヴァン いい言葉です。穴井凛。

泥酔そして泥酔

夕方からの論文紹介に参加して、特にやることもないのでそのまま研究室を後にし、生協の本屋へ。目当ては森見登美彦の新刊だったのだけれど、なぜか置いておらずなんとなくいつもは読まない男性向けのファシッション雑誌を手に取った。そこにはおしゃれでか…

暇をもてあますということ

一日一日が、無駄ではなかった、なにか意味があった、そういうことを確認したくてこうやって毎日日記を書いている。別に無駄な日があってもいいんじゃないかという意見もあるけれど、僕は毎日が無駄であってはほしくないと、どこかで思っているのだろう。逆…

失うということ

左足を痛めた。多分この間の月曜日に、革靴を履いていろいろと歩き回ったからに違いない。ほんとうはあの日に革靴を履いていくべきではなかった。だいたい革靴で歩き回ったら足に悪いのなんかわかりきっている。でもその革靴はこの間ようやく買った茶色のプ…

美容室

髪を切った。前回切ったのはちょうど3週間前で、そんな頻繁に切りに行くの?となるわけだけれどそれは前回の終わりに美容室のお兄さんに「3週間以内なら今回と同じ内容であれば1000円でできますよ」と言われしかもその場で次回の予約をさせられたからなのであ…

夕日

すっかり夜があけるまでの時間が早くなって、気づいたらもう秋が来ていて、もっというともう冬が来ようとしている。 ちょっと前まで暑くて辟易していたのに。不思議な感覚になる。時間というものを感じる。 たいして変わらないように見える毎日だけれど、だ…

休日

久々に先輩たちと飲み会だった。 一人はたまにと言うか最近一緒に仕事をしたりしていて、それなりに顔を合わせることもあるから、あまり久々という感じはなかった。もう一人は今は和歌山で教員をやっていて、時々流れるSNSの情報を見ていると、なんだか疲れ…

最近思ったこと

最近運動を良くするようになった。それはほとんど毎日のランニングだ。朝でも夜でも、気が向いたときにふらっと走りにでて、だいたい10キロぐらいを一時間ほどかけて走る。 大抵はお気に入りのプレイリストを聞きながら。たまにGooglePlayでおすすめされた、…

生きること

いろんなことがあった.いろいろとあった.僕はいろいろとあった.いろいろと. でも今日は僕は楽しいのだ.お酒を飲んだ日々もあった.毎日のように飲んだ.でも僕は今日から生きるのだ.生きるのだ.僕は生きる.

昨日の珈琲

頭が痛い。正確には痛いというより、重たい。けだるい。起きて動こうとすると、頭以外の体がそれを阻止しようとする。 たぶん昨日飲み過ぎたのだ。そしてそれはいつものことだ。 楽しくなってお酒を飲み始めると、いつも自分が次の日動ける大丈夫な量を超え…

いずこへ

私は一人であった。 今も一人であった。 深夜バスに一人で乗り込み、三列シートの窓際の席で、読書灯を照らしながら、眠れられない夜を過ごす。効きすぎたクーラーがしんみりと体を冷やす。私は彼女のことが好きなのだろうか。愛はそこにあるのだろうか。そ…

帰省

今年の帰省が終わる. 思えばながい帰省だった.この四国の田舎に帰ってきたのが15日だったような気がするので,だいたい2週間ほど帰っていた計算になる. 大学生になってからは,「いつ帰るのか」という両親からの圧力もあって,夏は毎回帰省するようにして…