The sun rises again.

フィクション

I can cry

今日はリモートで仕事をしていて、お昼ぐらいになってちょっと眠くなったのでお昼ごはんを食べる代わりに昼寝をした。13:00時ぐらいから大体二時間ぐらいだったと思う。気づくと僕はベットの上で自分でもびっくりするぐらい泣いた。何故泣いたのか全く思い出せない。多分夢で何かを見たんだと思うけれど、夢の中で泣いて起きた、とかではなく起きて意識がある状態になった後、とんでもなく悲しくなり、それがおさえきれなくなって泣いたのだった。

泣いて自分が一番驚いた。なんで自分は泣いているのだろう。よくわからないけれどとても悲しい。その感覚は事実だった。

恐ろしいのはこんな衝撃的なことなのに、夜になってスーパーに買い物に行き晩ごはんに鶏肉を胸かモモかどっちにしようか悩んでいる時に「そういえば今日なにかとても大事なことが起こった気がする」と思って思い出すまで、今日泣いたことすら忘れていたということだ。人間の記憶は、とても適当。