The sun rises again.

フィクション

今日は良い日。

昨日とある友達と久しぶりに会った。前に会ったのは僕が就活をしているときであったから、かれこれ4,5ヶ月ぶりだろうか。前あったときよりも少し痩せて見えた。

彼女は前の職場で上司にいじめられて(そういうと彼女はそれは違うというだろうけれど、客観的に僕が聞いている限りではいじめに近い仕打ちを受けていたように思う)、心を駄目にしてしまった。その後少し休職して、今はリハビリを兼ねて仕事場に行くだけ(と言っても仕事はしない)というふうな毎日を送っているらしい。

休職扱いなので、彼女に仕事はない。代わりに今の上司からは「とりあえず悟りを開け」と手塚治虫ブッダを読むように言われているらしい。悟りを開かないと仕事なんてできるわけがない、とは彼女の上司がよく言う言葉らしい。いい仕事場につけてよかったなと安心した。

 

喫茶店をはしごしながら、そして時間がうつろうにつれて場所を居酒屋にかえて、色々な話をした。

付き合っている相手のこと、日本の社会のこと、アメリカの選挙のこと(これにはふたりとも話をしたいことが山ほどあって話題が尽きない!)、社会保障のあり方のこと、仕事のこと。などなど。

 

いろいろと話をしすぎて細かいことを忘れてしまっているのが少し残念だが、まあそれも含めて話をするというのはとても楽しいことだ。

 

こうやって話をできる仲間がいるということは、とても恵まれているなと感じる一日だった。

今日は良い日。