The sun rises again.

フィクション

仕事と生きること

内定先をかえようと思い、都合をつけてもらって、新しく行きたいと思っている会社の代表数名の方と会ってお話兼飲み会に参加した。

 

はじめはとても緊張して、上手く喋れなかった。僕を紹介してくれた人もなんとなく緊張していて、それが伝わったのかもしれない。結果的には、向こうの方がとても気さくで、楽しく会話をすることができた。

仕事の話や、人生観の話、今後どういうことをやりたいか、など。人生の根幹に関わるようなことを、お酒が入っていたとは言え、本気(のように僕には思えた)で話をしてくれる人というのは、まあそうそういない。そして居たとしてもそれが心に刺さる、記憶に残るようなものであったことは、今までで数回しか無い。

簡潔に言ってしまえば、本気で話ができて僕は楽しかったのだ。主義思想が似ているというのも会ったけれど、それをしっかりと自分で考えていることがとても印象的だった。

僕が思っている以上に、生きることということと、仕事をするということは、重なるところがとても大きいのかも知れない。

 

今後どうなるかはわからないけれど、今は僕はあの会社で仕事をしてみたいと、本当に思っている。