The sun rises again.

フィクション

めも

病気とは、人々が金銭を払ってする道楽ではないし、罰金を払わねばならぬ犯罪でもない。それは共同体がコストを分担すべき災難である。 アナイリン・ベヴァン いい言葉です。穴井凛。

泥酔そして泥酔

夕方からの論文紹介に参加して、特にやることもないのでそのまま研究室を後にし、生協の本屋へ。目当ては森見登美彦の新刊だったのだけれど、なぜか置いておらずなんとなくいつもは読まない男性向けのファシッション雑誌を手に取った。そこにはおしゃれでか…

暇をもてあますということ

一日一日が、無駄ではなかった、なにか意味があった、そういうことを確認したくてこうやって毎日日記を書いている。別に無駄な日があってもいいんじゃないかという意見もあるけれど、僕は毎日が無駄であってはほしくないと、どこかで思っているのだろう。逆…

失うということ

左足を痛めた。多分この間の月曜日に、革靴を履いていろいろと歩き回ったからに違いない。ほんとうはあの日に革靴を履いていくべきではなかった。だいたい革靴で歩き回ったら足に悪いのなんかわかりきっている。でもその革靴はこの間ようやく買った茶色のプ…

美容室

髪を切った。前回切ったのはちょうど3週間前で、そんな頻繁に切りに行くの?となるわけだけれどそれは前回の終わりに美容室のお兄さんに「3週間以内なら今回と同じ内容であれば1000円でできますよ」と言われしかもその場で次回の予約をさせられたからなのであ…

夕日

すっかり夜があけるまでの時間が早くなって、気づいたらもう秋が来ていて、もっというともう冬が来ようとしている。 ちょっと前まで暑くて辟易していたのに。不思議な感覚になる。時間というものを感じる。 たいして変わらないように見える毎日だけれど、だ…

休日

久々に先輩たちと飲み会だった。 一人はたまにと言うか最近一緒に仕事をしたりしていて、それなりに顔を合わせることもあるから、あまり久々という感じはなかった。もう一人は今は和歌山で教員をやっていて、時々流れるSNSの情報を見ていると、なんだか疲れ…

最近思ったこと

最近運動を良くするようになった。それはほとんど毎日のランニングだ。朝でも夜でも、気が向いたときにふらっと走りにでて、だいたい10キロぐらいを一時間ほどかけて走る。 大抵はお気に入りのプレイリストを聞きながら。たまにGooglePlayでおすすめされた、…

生きること

いろんなことがあった.いろいろとあった.僕はいろいろとあった.いろいろと. でも今日は僕は楽しいのだ.お酒を飲んだ日々もあった.毎日のように飲んだ.でも僕は今日から生きるのだ.生きるのだ.僕は生きる.

昨日の珈琲

頭が痛い。正確には痛いというより、重たい。けだるい。起きて動こうとすると、頭以外の体がそれを阻止しようとする。 たぶん昨日飲み過ぎたのだ。そしてそれはいつものことだ。 楽しくなってお酒を飲み始めると、いつも自分が次の日動ける大丈夫な量を超え…

いずこへ

私は一人であった。 今も一人であった。 深夜バスに一人で乗り込み、三列シートの窓際の席で、読書灯を照らしながら、眠れられない夜を過ごす。効きすぎたクーラーがしんみりと体を冷やす。私は彼女のことが好きなのだろうか。愛はそこにあるのだろうか。そ…

帰省

今年の帰省が終わる. 思えばながい帰省だった.この四国の田舎に帰ってきたのが15日だったような気がするので,だいたい2週間ほど帰っていた計算になる. 大学生になってからは,「いつ帰るのか」という両親からの圧力もあって,夏は毎回帰省するようにして…

ひとに見られるということ

最近ランニングをしている. 今僕は,帰省していて愛媛に帰ってきている.実家があるのはその中でも街中にある.近くには山に作られた城とその周りにある堀,その内側は今は公園となっていて,きれいな美術館も立てられている. 反対側には,一番の繁華街で…

親父

昨日親父と初めて議論をした.二人ともちょっと酔っ払っていて,いつもは話にならないようなことで話をしたいような.二人とも言わなくてもいいことを言いたいような,そういう状態だったせいだと思う. 議題は世界連邦はあるべきかどうかという話だった. …

堕落論、大阪の反逆

どちらも坂口安吾の短編の一つである。両方共に新潮文庫の「堕落論」に収められている。 坂口安吾の思考が僕はとても好きで、一番最初に読んだ時はとても衝撃を受けた。確かアルバイトに向かう途中の電車で読んでいたのだけれど、これはすごい本を見つけてし…

卒業のことを考えるなどする

2016年8月2日。 朝起きない。それはすでに起きているからである。前々日に酒を飲んだせいで、だいたい13時間ほどの睡眠をとっていて、そのせいで眠れなかった。 特にやることもない。だらだらと国際政治と世界史の本を読むが、大して頭に入ってこない。前の…

生きなければならない

風が立った、生きなければならない。 なんで風が立ったぐらいで、生きなければならないなんて、壮大なことを思うのだろう。そう思っていた。 しかし、今日、あまり寝ていない寝ぼけた頭で、大学へと向かう自転車を漕ぎながら、曇天の空の下で、同じことを思…

まいど、おおきに

今日目が覚めたのは午後1時をすこし過ぎた頃だった。外はセミの大合唱でそれ以外の音が何も聞こえない。 体がだるい。全身が汗でびっしょりとしていて気持ちが悪い。 前日に飲み過ぎたビールとハイボールが原因だ。最近は毎日とても暑いからどうしても夜にな…

お酒いち

タマリ レゼルヴァ マルヴェック 酸味が強い、後味は下に残るアルコール感とタンニン お値段なりかなぁという感じではあるけど、酒飲みとしては嫌いじゃないなー。今日も1日。

衝動買い

Tシャツを買いました。 僕はあまり衝動買いをしない。 買い物をするときは「今日は~を買うぞ!」と意気込んで、そして計画を立てたうえで出かける。例えばコートを買うんだったら、どういうコートを買うのかを事前にネットで色々と調べるところから始まる。…

君、からかっちゃいけない。僕だって、毎日酒を飲んでそして寝ているだけじゃないんだよ。たまにはこうやって、まじめに勉強したりもするさ。そう、ちょっと人と比べて、酒を飲む機会が多い、だたそれだけなんだ。 ざっと言って今日は、なかなかの進捗だった…

とかとんとん

起きたのは昼前。前の日ある人と飲んでいて、そのまま寝ればよかったのに、帰りにコンビニでつまみと酒を買いそして家にあった残りのビールとで追加で一杯やってしまったのは余計だった。いや別に悪いとかそういうことではないと思うけれど、なくても良かっ…

中ノ島の美術館

週末大阪に出かける用事があったので、大阪の中ノ島にある国立国際美術館に行ってみようと思って、早めに家を出た。 国立国際美術館は何回か行こうと思ったことがあったのだけれど、風邪を引いてしまったり着いたはいいものの展示の改装中で見れなかったりで…

ライプニッツに倣いて

「現象はぜんぜん架空的なものではなく,どこか事象的なところを持つ.ところがこの事象性によってくる根拠を求めると,現象の中にはない.けれども,その根拠はどこかに無くてはならない.それは単純な実態の中に存するということになる.」 それをよんで,…

暑い.とても暑い. 梅雨時期特有の気分の晴れないどんよりとした空と雨が終わったと思ったら,今度は圧倒的な暑さで,家にいてクーラーを入れていないと本当に何もやる気が起こらない. 気づけばもう7月で,夏も近いから当然なのだけれど. 小さい頃は夏が…